ブログのアクセスアップに効く21個のチェックポイント

コンテンツ, ブログ

BtoB企業でも見込み顧客獲得のためにブログを立ち上げる会社が増えています。 ガイアックスでは、自社でも10個近くのBtoBブログを運営しており、月間30万PV、400〜500件のリード獲得に成功しています。 そこで今回は、読まれるブログを運営するために日々の運営で気をつけているアクセスアップのTIPSをご紹介します!

※この記事は旧ブログ「INBOUND marketing blog」から移行したものです。

【目次】


ブログアクセスアップのためのチェックリスト

  1. ターゲットを明文化する
  2. テーマを絞る
  3. 「言いたいこと」よりも「みんなが知りたいこと」を書く
  4. 量より質を大事にする
  5. デザイン・レイアウトに気を配る
  6. 立ち上げ初期には話題になりやすい内容を選ぶ
  7. 簡潔なタイトルを心がける
  8. 全角32文字以内に抑える
  9. SEOを意識したキーワードを入れる
  10. ソーシャルメディアで拡散されやすくする
  11. ソーシャルメディアで拡散してもらいやすくする
  12. 見出しだけで意味がわかるようにする
  13. 平易な文章を心がける
  14. 画像を有効に使う
  15. リピーターを獲得する
  16. 月〜木曜日に更新する
  17. 午前中に更新する
  18. ソーシャルメディアで告知する
  19. OGPを設定する
  20. 自社サイトで告知する
  21. メールで告知する

コンテンツに関する6つのチェックポイント

1.ターゲットを明文化する

ブログを運営する時にまず必要なのは、読者を明確にすることです。
読者像をしっかり明文化し、 読者を思い浮かべながら記事を書けるようにしましょう。

2.テーマを絞る

ブログのテーマを絞ることで、記事に深さを出しやすくなります。また、「このブログではこのテーマについて知れる」が明確になり、記事を理解してもらいやすくなります。

3.「言いたいこと」よりも「みんなが知りたいこと」を書く

情報大爆発の時代に生きる、忙しい読者にブログを読んでもらうためには自分たちが伝えたいメッセージではなく、相手が興味・関心を持つことを発信する必要があります。読者の視点で見た時に「読みたいか」を常にチェックしましょう。

4.量より質を大事にする

良質な論文が引用されやすいのと同様に、良質なコンテンツは他サイトからのリンクやソーシャルメディアで言及されやすくなります。ブログ運営の際は、更新「頻度」が話題になりますが、多少頻度が落ちても「質」の高い記事を更新しましょう。

5.デザイン・レイアウトに気を配る

記事の内容を伝わりやすくするには、ブログのデザインや構成に気を配ることも欠かせません。読者の視点になった時に、読みやすいデザイン・構成になっているか日々チェックし、ブログの改善を繰り返しましょう。

6.立ち上げ初期には話題になりやすい内容を選ぶ

立ち上げ時はまだブログの存在が知られていないため、意識して存在を知ってもらう必要があります。記事の内容は『3.「言いたいこと」よりも「みんなが知りたいこと」を書く』が原則ですが、以下のような話題になりやすい記事を優先的に更新し、初速をつけましょう。

  • 著名人へのインタビュー
  • 議論を発生させる内容
  • 調査結果
  • インフォグラフィックス
  • まとめ記事

タイトルに関する5つのチェックポイント

7.簡潔なタイトルを心がける

タイトルはパッと見て内容が理解できるようにします。アクセス獲得のために釣ったり、煽るようなタイトルは中長期的に見てマイナスになりますし、特にBtoB企業のブログではあまりやらない方が良いでしょう。

8.全角32文字以内に抑える

検索結果画面での表示を考えるとタイトルの文字数は32文字以内が望ましいです。
それ以上だと検索結果画面に表示された時に途切れてしまいます。

また、検索結果画面に表示されるmeta descriptionタグも忘れずに設定しましょう。

9.SEOを意識したキーワードを入れる

記事ごとに狙いたいキーワードをしっかり定め、タイトルに入れるようにしましょう。上のグラフは2011年に更新した記事「10万円の効果を実現!?無料でここまで集客できる!セミナー告知サイト10選」の2013年になってからのアクセス数の推移ですが、1年以上経った今でも月に1,000近くのアクセスを獲得してくれています。

SEOを意識することで、こうした資産として積み上がる記事が増えていきます。

10.ソーシャルメディアで拡散されやすくする

ソーシャルメディアで拡散されやすいタイトルを意識しましょう。

  • 数字を入れる
  • 簡単なことが伝わる
    (「たったひとつの」や「3分でわかる」)
  • 読む価値があることを伝える
    (【完全版】や【保存版】)

などの工夫をすることでクリックされやすくなります。タイトル付けのポイントはたくさんあるので、以下の記事ははひと通り目を通しておくと良いでしょう。

11.ソーシャルメディアで拡散してもらいやすくする

TwitterやFacebookのタイムライン上で「クリックしたくなる」だけでなく、記事を読んだ人が「友人にシェアしたくなる」という要素も大切です。例えば、全く同じ内容の記事でも下記の2つタイトルでは、後者はシェアした先の誰かを傷つけてしまいそうで、ツイートやいいね!を躊躇う方が多いのではないでしょうか。

  • 『やりがいのある仕事がもたらす5つの効果』
  • 『仕事にやりがいを感じられない人へ 仕事にやりがいを持つべき5つの理由』

記事本文に関する4つのチェックポイント

12.見出しだけで意味がわかるようにする

ユーザの79%はWebページを飛ばし読みすると言われます。ブログ記事内の見出しや箇条書き、段落をうまく活用して、飛ばし読みでも意味がわかり、興味を持った見出しの箇所だけを読めるような構成を心がけましょう。

13.平易な文章を心がける

BtoB企業のWebサイトやブログは、どうしても文章の中に専門用語が多くなります。意識して、やさしい単語や表現を使うようにしましょう。

14.画像を有効に使う

ビジュアルは見る人の興味を80%高めると言われています。文章が多くなったと感じたら、画像を使えないか検討しましょう。

15.リピーターを獲得する

定期的な読者がつくことでブログのアクセス数は安定していきます。BtoBの場合は特に購買までの期間が長いため、1つの記事を読んでもらうだけでなく、中長期的に何度も訪れてもらうことが必要です。

  • 資料ダウンロード
  • Facebookページへのいいね!
  • Twitterアカウントのフォロー
  • RSS登録
  • メールマガジン登録

など、複数の選択肢を用意し、継続的に訪れてもらえるようにしましょう。


告知に関する6つのチェックポイント

16.月~木曜日に更新する

記事の更新タイミングは平日が望ましいとされています。土日は他のブログ記事の更新が少ないため、タイムライン上で目立ちやすいメリットはありますが、閲覧者が少ないため、ブログのアクセス数は伸び悩む傾向があります。
また、更新日とその翌日にアクセスの波があるため、金曜日に更新するとアクセスの第二波が土曜日になってしまい、勢いが緩和されてしまいます。アクセスアップのために「月・火・水・木」のいずれかの曜日に更新するようにしましょう。

17.午前中に更新する

曜日だけでなく、更新する時間帯によってもアクセス数は大きく変わります。
一般的には、企業の就業時間である9時頃とお昼休みの12時頃にアクセスが集中します。そのタイミングに合わせて読んでもらうために8時?9時や11時?12時など午前中に間に更新すると良いでしょう。

18.ソーシャルメディアで告知する

会社やサービスの公式アカウントはもちろんのこと、できれば個人のソーシャルメディアアカウントでもブログ記事を告知しましょう。

19.OGPを設定する

OGP(Open Graph Protocol)とはFacebookやTwitterに「このページはどんな内容のページか」を伝えるためのhtml記述のためのルールです。OGPを設定することで友達のニュースフィードでページの情報がきちんと表示されるようになります。

20.自社サイトで告知する

ソーシャルメディアで告知するだけでなく、コーポレートサイトやサービスサイトのお知らせ欄にもブログを更新したことを追加し、ユーザに伝えましょう。

21.メールで告知する

定期的に発行しているメールマガジンで取り上げたり、特定のお客様にぴったりな内容であれば営業マンが私信で送ることをおすすめします。

また、社外だけでなく全社や部署のメーリングリストでお知らせしましょう。社内メンバーに拡めてもらえるだけでなく、情報共有の観点でも有効です。

ガイアックスではBtoBに特化したWeb制作・運用支援をご提供しています。ブログアクセスアップも意識したWebサイト制作・運用についてお気軽にお問い合わせください。